ヤンバルの森林の貴重な植物『ヘゴ』と『ヒルギ』です。
ヘゴはシダの仲間ですが木になり高さ10メートル超えにもなります。群生していると恐竜が出てきてもおかしくない雰囲気があります。
ヒルギはマングローブの仲間で海岸と河川の境あたり汽水域に生えていて、蛸足のような根がたくさん張り、蟹や小魚などの住みかになっています。
幼魚の隠れ家としても大きな役割があり海のゆりかごとも言われています。
世界中で埋め立てや養殖場などへの転換が進行していて海の生態系に大きな影響が出ています。
赤信号が点灯しているこれらの環境をなんとか回復して次世代、またその先の世代へとバトンを渡していくのは今生きている私たちの役目ですね。✌️
真下から見上げたヘゴ、10メートル以上の高さがあります。

ティラノサウルスが顔を出しても似合いそうですね(笑)

まるで鱗のような木の肌。
こちらは原始人になった気分です。(笑)

ほとんどジャングルです。

葉の出ている頭頂部分。シダの仲間であることが良くわかります。

ヒルギと赤いのは花です。

根元にはシオマネキとその穴が、
分かりにくいですが白いのがシオマネキです。

慶佐次川の河口で左手が海です。
正面が右手の上流に向かってずっとヒルギが群生しています。
丁度干潮だったので土底が顔をや出してもいますが満ち潮になるとすべて水中になります。
