日本は美しく豊かな自然環境にめぐまれ、人々は、古くからその自然環境とうまく調和しながら生活を営んできました。
自然の恵みも豊富で、その恩恵にあずかってきたものは計り知れません。
日本各地の気候風土や、地域の特性を生かして育て上げられてきた在来品種という野菜たちもそのひとつです。
在来品種は、育て上げるのに手間がかかる上に、収穫量もすくないのが残念ですが、
地方の生活に根ざして育てられた品種であり、個性的な形や味が魅力です。
在来品種の野菜は、漬物にされたり、地方の伝統料理の食材となったり、日本各地の食文化を、長い間、支え続けてきてくれました。
最近は、人間にとって都合のよい品種(F1品種など)が好まれる傾向にあり、
自然のなかで自然に交配されて育てられてきた在来種のような品種が少なくなってきたことはとても残念です。
小ロットですが希少価値があり、ナチュラルでオーガニックな品種を自分のこの手で育て上げたい。
そして、おいしくて、身体にもよくて、人と環境にやさしいオーガニックな野菜を提供し、みんながハッピーになれたらどれだけ喜ばしいことか。
そんな想いから、農園「ふぁーむなちゅら」を設立しました。
「ナチュラル&オーガニック」をコンセプトに、
誰しもが健康で、豊かな人生を送ることが出来るように、
自然の恵みをより多くの人々にお届けし、皆様の幸せ創りに貢献したいと考えています。
私たちの活動が、すこしでもより多くの人々のお役に立てれば幸いです。
おふぃすなちゅら代表 佐久間茂夫
(写真は、在来品種の野菜:上段左から、
在来あおナス、会津巾着なす、壬生菜(みぶな)、ひの菜、野沢菜、越谷いんげん)